ニュース 機械 作成日:2016年8月9日_記事番号:T00065714
鴻海科技集団(フォックスコン)の富士康自動化技術委員会の戴家鵬総経理はこのほど、同グループが独自に開発したロボット技術を活用し、将来的に中国の河南省鄭州市、江蘇省昆山市、広東省深圳市に構える傘下3大生産拠点に照明設備を必要としない無人工場を設置する考えを表明した。9日付工商時報が報じた。
インダストリー4.0(第4次産業革命)関連商機を狙い鴻海が開発した産業用ロボットは「Foxbot」と呼ばれ、既にグループ内工場に約5万台が導入されている。Foxbotは長年にわたる改善を経て現在、プレス、研磨、包装、品質テストを含む約20種類の工程を手掛けることが可能となっている。
鴻海は今後、グループ内工場への導入のみならず、Foxbotを外部に販売すると観測されており、戴総経理も「可能性は否定しない」と発言した。
なお同グループは主に台湾の新北市土城区、および中国の深圳市、山西省晋城市の各工場でロボットの生産を行っており、今後は生産量を毎年、1万台ずつ拡大していく方針だ。
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