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「大型バイクの高速道利用解禁を」、300台が違法進入で訴え


ニュース 運輸 作成日:2016年8月9日_記事番号:T00065724

「大型バイクの高速道利用解禁を」、300台が違法進入で訴え

 高速道路で大型バイクの走行を解禁するよう求め、8日未明から大型バイクのライダーが高速道路に違法に進入し、遅々として解禁に応じない交通部に抗議した。同日夜までにフェイスブックでの呼び掛けに応じた300台余りが高速道路に進入し、警察は8台を摘発した。9日付蘋果日報が伝えた。

 立法院は2011年に「道路交通管理処罰条例」を改正し、排気量550ccを超える大型バイク(俗称赤ナンバーバイク)について、交通部が公告する区間での走行を認めることが決まった。

 当時立法院は附帯決議として、交通量が少ない水沙連高速公路(国道6号、霧峰~埔里)、台南支線(国道8号、台南~新化)、フォルモサ高速公路(国道3号、新化以南)で、試験的に大型バイクの通行を認めるよう提言したが、地元自治体や世論に配慮し、交通部は解禁に応じていない。

 交通部は「安全上の懸念が解消されるまで、大型バイクの高速道路走行は解禁しない」としている。試験通行を実施しない交通部に対しバイク愛好者は、自主的な試験走行を呼び掛け「抗争」を継続する姿勢を見せている。