ニュース 電子 作成日:2016年8月10日_記事番号:T00065737
液晶パネル大手、友達光電(AUO)は9日、中国・江蘇省蘇州市昆山市の第6世代LTPS(低温ポリシリコン)パネル工場が稼働したと発表した。第4四半期に量産開始予定だ。10日付工商時報などが報じた。
AUOの彭双浪(ポール・ポン)董事長(右3)。昆山工場は、AUOのハイエンドパネル市場でのシェア拡大に貢献しそうだ(9日=中央社)
AUOは昆山工場で初となる5.5インチフルハイビジョン(フルHD)LTPSパネル生産に成功した。昆山工場の月産能力は当初、ガラス基板ベースで2万5,000枚だ。ハイエンドスマートフォンやノートパソコンを主な応用先とする。
昆山工場はAUOにとって初の前工程パネル工場だ。台湾、中国の技術者400人以上が集結し、生産設備搬入から最初のパネル生産成功まで、わずか4カ月余りで達成した。
AUOが同日発表した7月連結売上高は268億4,100万台湾元(約870億円)で前月比2.3%減、前年同月比2%減だった。大型パネル出荷枚数は902万枚で前月比9.9%減、中小型パネルは1,284枚で8.5%減だった。
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