ニュース 金融 作成日:2016年8月10日_記事番号:T00065748
保険事業発展中心(保発中心)の統計によると、生命・損害保険業界の上半期合計純利益は445億台湾元(約1,500億円)で、前年同期比54%の大幅減となった。生保は海外投資を1兆2,000億元拡大し、複数の企業が債券による数百億元の未実現利益を積み増したものの、台湾市場では公債投資が2,000億元減少、台湾企業の社債や金融債、ファンドの持ち高が1,000億元以上減少し、これにより上半期純利益は400億元と前年同期比55%余り減少した。また、損保は年初の寒害や2月の台湾南部地震によって保険金給付額が増加し、上半期純利益は45億元と前年同期比33%減少した。10日付工商時報が報じた。
生保業界は7月は各社とも好調で、首位の国泰人寿保険(キャセイライフ)が純利益101億元、2位の富邦人寿保険は63億元となった。新光人寿保険、南山人寿保険なども含めると業界全体の7月純利益は200億元を超えたもようで、通年で3年連続の1,000億元超えが見込まれる。2014年は1,074億元、15年は1,168億元だった。
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