ニュース 電子 作成日:2016年8月11日_記事番号:T00065767
鴻海精密工業が10日発表した7月連結売上高は2,930億台湾元(約9,500億円)で、前月比3.93%減、前年同月比6.15%減となり、6月に回復した3,000億元台を割り込んだ。2月の2,806億4,700万元に次ぐ、今年2番目の低い数字となった。証券会社は、アップルのスマートフォン次世代機種、iPhone7の量産が始まっていないためと分析した。11日付工商時報が報じた。
鴻海は、コンシューマー向け電子製品は安定成長し、通信関連もまずまずだったが、パソコン関連は不振だったと述べた。
外電によると、iPhone7は9月発表、10月発売とみられる。証券会社は、以前、組立メーカーは新製品の発売1カ月半~2カ月前に稼働率が上昇していたが、現在は製品を航空便で運ぶことが多く、組立メーカーへの発注が発売時期に近くなっていると指摘。このため、iPhone7組立メーカーの需要期は8月中旬以降までずれ込む恐れがあるとの見通しを示した。
鴻海の1~7月連結売上高は2兆1,736億8,500万元で、前年同期比5.46%減だった。
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