ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年8月11日_記事番号:T00065770
中国鋼鉄(CSC)は10日、傘下の中宇環保工程(チャイナエコテック、CEC)、中鋼碳素化学(CSCC)、中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)と共同で太陽光発電会社を設立することを董事会で決定した。CSCの投資額は9億5,920万台湾元(約31億円)で、新会社に対する出資比率はCSCが55%、CECが20%、CSCCと中龍鋼鉄で計25%となる。11日付工商時報が報じた。
新会社は、グループ企業が保有する工場の屋上約80ヘクタールの面積に80メガワット(MW)の太陽光発電装置を設置する計画だ。3年以内に設置を完了させ、年間発電量は1億200キロワット時(kWh)を目指す。
またCSCは同日の董事会で、今年度は平均2.5%の賃上げを実施することを決議した。4月1日にさかのぼって適用する。
なお同社の第2四半期純利益は46億9,900万元と前期比9.74倍の大幅な増加を記録した。ただ上半期累計では51億8,100万元と前年同期比38.16%減となった。販売量は前年同期比102万トン増の560万トンとなったものの、1トン当たり価格が前年同期に比べ約4,500元下落したことが響いた。
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