ニュース 食品 作成日:2016年8月11日_記事番号:T00065774
食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)が10日発表した上半期決算報告によると、連結売上高は前年同期比0.74%増の2,115億2,300万台湾元(約6,900億円)、純利益は4.3%増の91億200万元と、上半期としての過去最高益を更新した。商品のラインアップ見直しや価値向上のほか、子会社の利益が貢献した。11日付工商時報が報じた。
コンビニエンスストア、セブン-イレブンを展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)は、上半期純利益が50億3,700万元で、前年同期比17.69%増だった。1店舗当たりの売上高が増えたほか、出資先のフィリピンのセブン-イレブン、上海のスターバックスや、ドラッグストアの康是美(コスメッド)、「クロネコ宅急便」の統一速達(プレジデント・トランスネット)が安定した利益をもたらしたためだ。
中国持ち株会社の統一企業中国控股(ユニプレジデント・チャイナホールディングス)は、上半期純利益が7億7,500人民元(約118億円)で前年同期比13%増だった。中国で雨天が多く飲料販売が減少したものの、即席麺は中・高価格帯が伸び、市場シェアが20.8%に上昇した。
統一企業の董事会は、総策略長(CSO、最高戦略責任者)を新設し、羅智先(アレックス・ルオ)董事長が兼任することを決議した。羅董事長は6月に総経理を退任したが、総策略長として経営に力を注ぐ。
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