ニュース 電子 作成日:2016年8月12日_記事番号:T00065792
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が11日発表した第2四半期純利益は17億3,700万台湾元(約57億円)で、前期比8%減、前年同期比15%増だった。本業は不調だったが、営業外収益が貢献した。12日付工商時報が報じた。
ノートPC需要の低迷を受け、コンパルの第2四半期連結売上高は1,729億3,500万元で、前期比2%減、前年同期比13%減だった。粗利益率が高いモバイル端末の出荷が増え、粗利益率は4.4ポイントと前期比0.2ポイント上昇した。
同業は人民元安で為替差損が生じる中、コンパルは人民元建ての取引が少なく、為替差益2,700万元を計上。前期の為替差損8億5,100万元から大幅に改善した。投資利益は前期の2倍以上で、営業外収益は5億700万元に上った。
コンパルは、第3四半期はノートPC出荷台数が前期比1割増え、タブレット端末、スマートフォン出荷台数は需要期で2~3割増えるとの見通しを示した。
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