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和泰汽車Q2は16%増益、RAV4とレクサスRXが好調【図】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年8月12日_記事番号:T00065795

和泰汽車Q2は16%増益、RAV4とレクサスRXが好調【図】

 トヨタの台湾総代理店、和泰汽車が11日発表した第2四半期純利益は29億5,200万台湾元(約96億円)で、前期比1%減、前年同期比16.9%増だった。SUV(スポーツ用多目的車)輸入車「RAV4」と「レクサスRX」の販売が好調だったほか、6月末で生産停止となった台湾生産車の「ウィッシュ」「イノーバ」の駆け込み需要が貢献した。7月は一部車種のマイナーチェンジに加え、販促キャンペーンが奏効し、新車販売台数が1万5,637台で市場シェア34.7%と、今年最高を更新した。12日付工商時報が報じた。

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 上半期純利益は56億3,100万元で前年同期比2.7%増だった。1株当たりの純利益(EPS)は10.31元と、同期としての過去最高を更新した。同社は今年、従業員に賞与計10カ月分を支給しており、さらに11日、従業員の給与を7月にさかのぼって2.43%引き上げることを決定した。

 和泰汽車の1~7月連結売上高は1,040億4,800万元で、前年同期比2.93%増だった。

 証券会社は、下半期は7月に輸入販売を開始した高級ミニバン「シエナ」、9月に発表予定の小型ミニバン「シエンタ」がけん引するほか、新車買い替えの貨物税(物品税)減免措置が寄与して、通年で市場シェア目標の33%を達成できると予測した。