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紀暘工業、屏東で電動バス工場に着工


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年8月12日_記事番号:T00065796

紀暘工業、屏東で電動バス工場に着工

 自動車部品メーカーの紀暘工業は10日、同社が12億台湾元(約39億円)を投じて経済部加工出口区(輸出加工区)屏東園区に計画する電動バス(EVバス)第1期工場に着工した。曽一展同社総経理によると、新工場の年産能力は800台で、完成後の年産額は200億元に上る見通しだ。12日付聯合報が報じた。

 なお屏東工場は3期に分けて建設する方針で、総投資額は50億元を超える見込み。将来的には電気系統やモーター、バッテリーの生産も手掛ける計画だ。

 同日行われた着工式典に出席した蔡其昌・立法院副院長は、電動バスの普及は大気を汚染するPM2.5(微小粒子状物質)の削減に貢献するほか、紀暘の新工場は台湾内での製造率を高め、中小企業の産業チェーン発展につながり、屏東地域の就業機会創造および経済発展に貢献すると期待を示した。