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ライトン、ヘモグロビン分析器を発表


ニュース 医薬 作成日:2016年8月12日_記事番号:T00065802

ライトン、ヘモグロビン分析器を発表

 光学関連製品大手、光宝科技(ライトン・テクノロジー)のバイオ医療事業部は11日、自社ブランド「SkylaR」(天空R)の新製品として、糖尿病患者向けの「SkylaR HiヘモグロビンA1c(HbA1c)定点介護分析器」を発表した。今年下半期に台湾と中国の監督当局から認可を取得し、発売を目指す。12日付工商時報が伝えた。

 HbA1cは赤血球の中で体内に酸素を運ぶ役目のヘモグロビンと血液中のブドウ糖が結合したもので、糖化ヘモグロビンとも呼ばれる。HbA1cの値を調べれば、過去1~2カ月の血糖の平均的な状態を示す指標となる。

 今回発表された分析器は、指先から0.8マイクロリットルの血液を採取し、5分で計測が可能なことから、診療所や薬局などへの設置が想定される。既にドイツ、イタリアなど欧州の主要市場で臨床試験が実施されている。

 ライトンは2011年にバイオ医療事業に参入し、「SkylaR」ブランドの製品を54カ国に販売している。