ニュース 運輸 作成日:2016年8月12日_記事番号:T00065806
格安航空会社(LCC)の威航(Vエア)が、業績不振によって初就航からわずか1年9カ月で親会社の復興航空(トランスアジア航空)に吸収合併されることが決まったことについて、長栄航空(エバー航空)の林宝水董事長は11日、台湾は域内市場の規模が小さい上、海外への路線申請も難しく、LCC専用ターミナルもないためコスト引き下げが容易でないといったマイナス要素を挙げ、「政策的な支援がない限り、現在の事業環境ではLCC展開は困難だ」との見方を示した。12日付聯合報が報じた。
LCCがブームに沸いた当時、エバー航空は参入を見送り、現在その判断は正しかったと評価されている。林董事長は、エバー航空は今後もLCCを設立する考えはないと強調した。
中国人観光客の減少による影響について、林董事長は「旅客部門で約1割減少したのみだ」と述べた。ただ、8月は中国人ツアー客が前年同月比5割減少しており、自由旅行客者を加えても、減少幅は3割に上っているという。
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