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「景気は底入れ」、国発会主委が認識


ニュース その他分野 作成日:2016年8月12日_記事番号:T00065808

「景気は底入れ」、国発会主委が認識

 国家発展委員会(国発会)の陳添枝主任委員は11日、「わが国は景気循環の底から脱し、景気は緩やかに回復している。今年下半期は回復が続くとみられる」と述べた。12日付工商時報が伝えた。

 陳主任委員は政府が景気刺激策を取る可能性について、「現在の景気に配慮し、政府は民間投資を奨励するとともに、公共事業投資を拡大する。政府による投資は予算案の起債上限(歳出の15%未満)の範囲内で強化していく」と述べたが、景気刺激策を取るために特別予算を編成することはないとした。

 国発会は11日、ドイツのIFO経済研究所による第3四半期の景況指数を引用し、台湾の輸出、経済全体の先行指標(6カ月後)が9点満点でそれぞれ6.5点、6.3点となり、過去5四半期で最高だったと指摘した。

 陳主任委員は「台湾の輸出は落ち込みが止まり、7月は前年同月比で1.2%増加した。電子部品の輸入が明らかに回復し、設備輸入も伸びた。これらは全て景気回復のシグナルであり、非常に好ましい」と述べた。