ニュース 電子 作成日:2016年8月15日_記事番号:T00065816
台湾半導体産業協会(TSIA)の統計によると、台湾IC設計業界の第2四半期売上高は前期比16.9%増の1,697億台湾元(約5,500億円)だった。一方、中国半導体行業協会(CISA)の統計によると、中国IC設計の売上高は前期比41.5%増の401億600万人民元(約6,100億円)だった。台湾が中国を下回った格好だ。15日付工商時報が報じた。
背景には、中国の最終製品メーカーが中国製チップの採用を増やしていることがある。台湾のIC設計は先進プロセス導入が遅いが、中国のIC設計メーカーは政府の資援を受けており、第2四半期に深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)、展訊通信(スプレッドトラム・コミュニケーションズ)が16ナノメートル製造プロセスの出荷を開始した。
半導体業界全体の第1四半期売上高は、台湾が5,441億台湾元、中国は798億6,000万人民元(約3,833億台湾元)だったが、第2四半期は台湾が6,014億台湾元、中国は1,048億5,000万人民元(約5,033億台湾元)と差が縮小している。
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