ニュース その他製造 作成日:2016年8月15日_記事番号:T00065822
中国の太陽電池需要の急速な冷え込みを受け、太陽電池オファー価格が急落しており、台湾の太陽電池メーカーが15~30%の減産に踏み切っている。15日付経済日報が報じた。
業界関係者によると、中国は上半期、太陽光発電設備の設置が進んだが、供給過剰となり、7月に需要が急落した。このため▽昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)▽新日光能源科技(ネオソーラーパワー、NSP)▽茂迪(モテック・インダストリーズ)▽昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)──など太陽電池大手や、▽緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー、GET)▽国碩科技工業(ギガストレージ)──などシリコンウエハーメーカーは、一部受注を見合わせて減産しているという。
市場調査会社によると、太陽電池価格は先週、1ワット(W)当たり0.232米ドルと、年初の0.7米ドルから下落、太陽電池用シリコンウエハーは1枚当たり0.7米ドルと、年初の0.87米ドルから20%以上下落した。
緑能科技は、8月上旬の設備稼働率が80%以下で、7月の95%から低下した。同社は、昨年下半期に中国と米国の需要増を受け、太陽電池メーカーが生産能力を増強したことが供給過剰の理由と分析した。
中国の太陽電池需要回復は10月以降となる見通しだ。
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