ニュース 商業・サービス 作成日:2016年8月15日_記事番号:T00065828
交通部観光局の調査によると、2015年に台湾を訪れた観光者数は延べ1,044万人と前年比5.3%増加して1,000万人の大台に乗せたものの、観光収入総額は143億8,800米ドルと逆に1.5%減少した。これについて劉喜臨同局副局長は、特定のエリアを短期間訪問するタイプの旅行が増え、滞在時間が短いため消費額も少ないことが収入額全体に影響したと説明した。また、旅行回数、消費力、為替、景気も関連要因として挙げた。15日付経済日報が報じた。
昨年の訪台観光客1人当たりの1日の平均消費額は207.87米ドルで前年比6.2%減少した。特に米国からの旅行客の平均消費額(163.63米ドル)、前年比22.7%減と最大の減少幅を記録した。その他の国・地域の減少幅は、▽日本、6.4%▽中国、5.9%▽香港・マカオ、7%──だった。シンガポールのみ前年より増加した。
今年は訪台中国人客が減少していることから、通年の観光収入はさらに縮小するとみられる。
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