ニュース その他分野 作成日:2016年8月16日_記事番号:T00065857
株式上場・店頭公開企業の第2四半期業績が出そろい、全社合計の純利益は4,201億4,400万台湾元(約1兆3,500億円)と前期比19.51%増で、4四半期ぶりにプラス成長となった。前年同期比では15.42%減だった。16日付工商時報が報じた。
台新証券投資顧問(台新投顧、TSIA)の黄文清協理は、電子業界の業績が良好だったことや、プラスチック、鉄鋼、セメントなどの素材メーカーが製品オファー価格の上昇によって大幅な増益となったと説明。セメント、鉄鋼業界の純利益は前期比3倍以上、製紙業界も2倍の成長を果たした。
優良50銘柄では、▽聯華電子(UMC)、純利益25億8,300万元(前期比11倍以上)▽中国鋼鉄(CSC)、52億8,000万元(約10倍)▽台湾水泥(台湾セメント、台泥)、20億元(8倍)▽亜洲水泥(アジアセメント、亜泥)、12億元(5倍)──などが数倍の増益を達成し、このうちの多くが素材メーカーだった。
一方、金融持ち株会社は、華南金融控股、中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)、合作金庫金融控股などを除いて大部分が前期比、前年同期比ともに減益となった。不動産市場の低迷に見舞われる建設業、中国人観光客の減少の影響を受けた観光業は1~2割減益となった。
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