ニュース 社会 作成日:2016年8月16日_記事番号:T00065861
スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」が台湾でも大ブームとなる中、専門家はユーザーにセキュリティー上のリスクに注意を払うよう呼び掛けた。
16日付蘋果日報によると、金融持ち株会社、富邦金融控股資訊処(情報処)の処長で、サイバー犯罪調査チームの隊長でもある李相臣氏は15日、ポケモンGOで遊ぶ時には必ず服を着るべきだと忠告した。拡張現実(AR)モードでは、あられもない姿が流出しかねないというのだ。
ポケモンGOは全地球測位システム(GPS)による位置情報に加え、AR技術を使い、スマホなどのカメラで映し出した現実の映像に、オンライン上の情報を重ね合わせる仕組みとなっているため、ゲーム業者がその気になれば映像情報を悪用できるとの指摘だ。
もっとも実際にゲーム業者は画像データまでサーバーに集めているわけではないが、専門家によると、端末がウイルスに感染していた場合には、画像流出のリスクは否定できないとか。
ヌード流出は極端な例としても、ARモードでは個人情報、スマホの使用習慣などが筒抜けになる。それが商業的に利用されるなどのリスクはある程度覚悟したほうがよいのかもしれない。
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