ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年8月18日_記事番号:T00065898
中国鋼鉄(CSC)が17日発表した7月の連結税引き前利益は31億8,900万台湾元(約100億円)で前月比11.5%増、前年7月の2億2,400万元からは13倍以上の大幅増益となった。単月としては2013年以降で最高。同月連結売上高は244億9,900万元で前月比1.89%減、前年同月比2.33%増だった。18日付工商時報が報じた。
CSCは大幅増益の理由として、7~8月分の台湾域内向け価格の引き上げや、連結営業利益の増加、営業外支出の減少、投資利益の増加を挙げた。7月の鉄鋼製品販売量は85万トン超と前月から9万8,600万トン減少したものの、域内価格を1トン当たり平均1,701元引き上げたことが増益に貢献した。7月の連結営業利益は35億8,300万元で前月比2.48%増、前年同月比5,679%増だった。
CSCは24日に10~11月の域内オファー価格を発表する。国際鉄鋼価格はやや下落しているものの、中国メーカーの減産拡大に伴い下げ止まる傾向にある。証券会社は、CSCは価格を据え置く意向のようだが、川下メーカーの受注を考慮して、水面下の交渉で一定の値下げを容認するのではないかとの見方を示した。
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