ニュース 運輸 作成日:2016年8月18日_記事番号:T00065905
高雄市旅行商業同業公会の吳盈良理事長は17日、訪台中国人旅行者が30~40%減少する中、高雄の観光バス会社100社余りのうち20~30社が経営難に陥っており、政府に支援を申請したと話した。うち10社余りは無給休暇を実施している。18日付工商時報が報じた。
吳理事長(中)は来年も中国人旅行者が少なければ、事態はさらに深刻化すると語った(17日=中央社)
また吳理事長は、ホテル業界は夏季休暇期間中の予約率が4割まで低下しており、団体ツアー客は7割減少したと説明した。
吳理事長は政府に対し、東南アジアからの旅行者が台湾入境後に高雄国際空港(高雄小港空港)を含めて、アライバルビザを申請できるようにするなどの対応策の実施を求めた。
同会は、11月初旬に上海で行われる旅行博覧会に出展するほか、11月25~28日に高雄展覧館(高雄エキシビションセンター、KEC)で「冬季旅展」を初めて開催する。冬季旅展の出展ブースは500小間を予定。ツアーなどを優待価格で販売し、南部の観光を盛り上げる考えだ。
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