ニュース その他分野 作成日:2016年8月18日_記事番号:T00065910
科技部が17日発表した、新竹科学工業園区(竹科)、中部科学工業園区(中科)、南部科学工業園区(南科)の3大科学園区に進出する企業の上半期売上総額は1兆780億台湾元(約3兆4,300億円)で、前年同期比4.89%減少したものの、同期としては過去2番目に高かった。同部の陳徳新次長は、通年では前年比3%増の2兆3,800億元に上り、過去最高を更新するとの見方を示した。18日付工商時報などが報じた。
各園区の上半期の売上高は、▽竹科、4,923億元(前年同期比10.02%減)▽中科、2,369億元(1.98%減)▽南科、3,488億元(1.2%増)──だった。竹科は、金融危機のあった2008年以降で3番目に低かった。
竹科の王永荘管理局長は、かつて竹科は売上高の7割を半導体の受託生産が占めていたが、近年は竹科で新世代製造プロセスの研究開発(R&D)を行い、量産は中科、南科に移行していることが売上減少の要因だと語った。ただ、竹科ではIC設計産業の売上シェアが年々伸びているという。
竹科進出企業の売上高は、前年の1兆1,012億元を200億元程度上回るとみている。中科は前年比3.6%増の5,100億元、南科は4.88%増の7,500億元の予測だ。
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