ニュース 電子 作成日:2016年8月19日_記事番号:T00065921
パッシブマトリックス式有機EL(PMOLED)パネルメーカー、智晶光電(ワイズチップ・セミコンダクター、WSI)は、ボトルネック除去を通じて生産能力を年内に10~20%増強する計画だ。生産ラインの新設も検討している。19日付工商時報が報じた。
ワイズチップは、同社が開発したフレキシブルPMOLEDパネルと透過型パネルは、ウエアラブル(装着型)端末のほか、将来的には医療分野にも応用先が広がるとの見方を示した。モノのインターネット(IoT)やAR(拡張現実)技術を組み合わせれば、成長は計り知れないと期待している。同社の有機ELパネルは、カスタマイズで多品種少量生産に対応できるとアピールした。
ワイズチップの7月売上高は1億2,500万台湾元(約4億円)で前月比8.7%増、前年同月比11.5%増だった。上半期売上高は8億3,500万元で前年同期比73.24%増、純利益は1億4,800万元だった。
同社は24~26日に台北世界貿易センター(TWTC)南港展覧館で開催される台湾タッチパネル・光学フィルム関連産業展示会「タッチ台湾2016」に出展する。
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