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元太科技、Q2黒字転換


ニュース 電子 作成日:2016年8月19日_記事番号:T00065922

元太科技、Q2黒字転換

 電子ペーパー最大手の元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)が18日発表した第2四半期純利益は7億8,000万台湾元(約25億円)で前期の純損失2億7,200万元から黒字転換した。19日付工商時報が報じた。

 第2四半期連結売上高は、前期比43.2%増の35億8,500万元だった。粗利益率は39.12%と9.63ポイント上昇、過去8カ月で最高だった。

 同社は、2.6インチの「イーインク・オーロラ」がINAXの操作パネルに採用されたほか、大日本印刷(DNP)と共同開発した「PRISM(プリズム)」が今年3月に開通した北海道新幹線の宣伝広告に採用された。また、来年発売予定のグーグルのモジュール交換式スマートフォン「Ara(アラ)」向けに、2インチの電子ペーパーパネルを供給する。

 同社の電子棚札(ESL)は累計出荷が6,000万個に達した。欧州最大の家電量販チェーン、独メディア・マルクトと5年の長期受注を契約している。