ニュース 石油・化学 作成日:2016年8月22日_記事番号:T00065950
中国・杭州市で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合を前に大気汚染対策で石化プラントの操業中断が相次いでいる影響で、石化製品に先高観が広がっており、台湾の台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、東聯化学(OUCC)などの業績に追い風が吹きそうだ。20日付工商時報が伝えた。
中国では中国石油化工(シノペック)傘下の上海石化がパラキシレン(PX)プラントの操業を停止したほか、鎮海煉化が生産を半減。亜東石化(OPTC)、上海石化、桐昆石化、虹港石化、天津石化の高純度テレフタル酸(PTA)プラントは検査入りが決まった。8月下旬から9月上旬にかけ、浙江省、上海市のPTAプラント(生産能力年940万トン)は大多数がストップしそうだ。
アナリストによると、中国ではPTAの在庫は2.5日分まで低下しており、稼働中のプラントが検査入りするか、市場が需要期に入れば、価格上昇が見込まれるという。
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