ニュース 商業・サービス 作成日:2016年8月22日_記事番号:T00065954
22日付工商時報が不動産仲介業者の話を基に報じたところによると、今年に入り訪台する中国人観光客が急減している影響で、台北市、新北市、宜蘭県など北部でホテルや旅館が売りに出されるケースが増えているという。
同仲介業者によると、現在売りに出されている物件は、台北市内湖区の麗湖大飯店(シティレイクホテル、提示価格24億台湾元=約76億円)、中山区の台北恋館(70億元)と頂尚飯店(8億5,000万元)、大同区の芸宿商旅・台北寧夏館(12億元)、新北市新店区の碧潭飯店(3億6,000万元)など。
また南投県の立徳飯店(リーダーホテル渓頭)は、宜蘭県の梅花湖風景区周辺に保有する土地3件のうち1件を今年初め、最低入札価格5億9,000万元で競売にかけたが不調に終わっている。
不動産サービス大手、第一太平戴維斯(サヴィルズ台湾)の幹部によると、ホテルや旅館の売り手は建物だけでなく、事業の運営権も合わせて売却を希望しているため、提示価格が高くなっているという。現在、これら物件の買収に意欲を示しているのは台湾資本が中心で、台湾の不動産の税負担が大きいことから外資の投資意欲は低いという。
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