ニュース その他製造 作成日:2016年8月23日_記事番号:T00065975
自転車大手、美利達工業(メリダ)の上半期の自転車販売台数は84万2,600台で、前年同期比29%減少した。中国自転車市場の需要減退のほか、欧米市場でも在庫調整によって販売が伸び悩んだ。23日付蘋果日報が報じた。
販売低迷により、上半期売上高は110億7,800万台湾元(約350億円)で前年同期比16.29%減少した。純利益は8億9,100万元と、台湾元高もあって30.87%の大幅減益となった。鄭文祥同社副総経理は、中国の自転車市場は既に谷底に達し、早ければ来年上半期には需要が戻るとの見方を示した。一方、製品の平均販売単価は前年同期比15%以上上昇したと説明、高単価製品の販売が従来水準を維持していることや、電動自転車が販売規模は小さいながら数倍の成長を続けていることをその理由として挙げた。
自転車最大手、巨大機械工業(ジャイアントMFG)の上半期売上高は290億8,200万元で3.7%減、純利益は16億9,400万元で前年同期比4.99%減だった。ただ、同社も、業界は今年が谷底で来年は回復に向かうとの見方を示した。
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