ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年8月25日_記事番号:T00066030
中国鋼鉄(CSC)は24日、10~11月の台湾域内オファー価格を1トン当たり235台湾元(約740円)、平均1.3%引き下げると発表した。値下げは9月分に続いて2回連続だ。宝鋼集団(バオスチール)など中国鉄鋼大手3社が今月9月価格を引き上げたものの、CSCは川下メーカーの受注競争力向上に協力するためと値下げの理由を説明した。25日付工商時報が報じた。
製品別の1トン当たりの値下げ幅は▽熱延、586元▽冷延、163元▽特殊鋼板、85元▽溶融亜鉛めっきコイル、65元──だった。
なお、CSCの第4四半期の鉄鋼品受注目標は328万トンで、第2四半期と比べると3.81%減だ。12月中旬に1号熱延工場が13日間前後の定期点検に入り、生産量が10万~15万トン減少するためだ。
証券会社は、CSCの第4四半期売上高は値下げによって約7億7,000万元減少するとみている。ただ、国際鉄鋼市場の価格下げ止まりや、例年の第4四半期の需要期に入るため、12月オファー価格は引き上げを予想している。
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