ニュース 医薬 作成日:2016年8月25日_記事番号:T00066033
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は、改正薬事法に基づき、安定供給が必要な968品目の「必要薬品(必需医薬品)リスト」を発表した。今年末にも実施される。25日付工商時報が伝えた。
リストには鎮痛剤、麻酔剤、心血管疾病、がんの治療薬など市民が常用する医薬品が広く含まれている。
製薬会社は今後、製造や輸入が継続できない場合や、供給不足が予想される場合、TFDAに半年前までに通報することが義務付けられ、違反者には最高30万台湾元(約95万円)の罰金が科される。また、自然災害などの不可抗力で供給に問題が生じた場合でも、1カ月前までに通報が求められる。
薬剤師団体、中華民国薬師公会全国聯合会の幹部は「大型病院は医薬品供給会社と契約があるため、医薬品が不足しても優先的に確保できるが、小規模の診療所や市中の薬局は医薬品不足に直面しかねない」と指摘した。今回の措置はそうしたリスクを軽減する狙いがある。
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