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カルフール、電子クーポンを導入


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年8月25日_記事番号:T00066034

カルフール、電子クーポンを導入

 量販店大手の台湾家楽福(台湾カルフール)と電子クーポン大手の仏エデンレッドは24日、台湾カルフールで商品の割引に利用できる電子クーポン「チケットエクスプレス家楽福即享券」のサービスを開始した。カルフールは世界に展開しているが、電子クーポンサービスは台湾が先陣を切っての導入となる。25日付経済日報が報じた。

/date/2016/08/25/11Carrefour_2.jpg台湾カルフールのラミ・バイティ総経理(左)は、消費者はスマートフォンを携帯するだけで、電子クーポンが使えると利便性をアピールした(24日=中央社)

 同サービスはまた、エデンレッドが提携を結んでいる他の企業とのポイントの移行が可能だ。玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)、中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)、大衆商業銀行(TCバンク)などの銀行のポイントのほかに、ペイイージー(PayEasy)といったインターネット通販サイトのポイントも移行可能だ。移行したポイントは、台湾カルフールでの割引に利用できる。

 また台湾カルフールは、年内にスーパーマーケット15店舗のほかに桃園市平鎮区と八徳区に量販店をオープンする計画で、来年末までに大型販売店を2~4店舗、スーパーマーケットを40店舗オープンさせる方針だ。

 台湾カルフールの上半期純利益は7億2,300万元で前年同期比48.5%増だった。証券会社は、小売業は下半期の需要期に入っており、同社は店舗拡大によって通年純利益は過去最高の18億元に達する可能性もあると予測した。