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外貨預金残高、初の5兆元超え


ニュース 金融 作成日:2016年8月25日_記事番号:T00066037

外貨預金残高、初の5兆元超え

 中央銀行(中銀)の24日発表によると、銀行の7月末時点の外貨預金残高は5兆235億台湾元(約16兆円)で、前月末から933億元増えて初めて5兆元の大台に乗せた。25日付経済日報が報じた。

 中銀の吳懿娟経済研究処副処長は外貨預金の増加について、企業の外貨資金需要のほか、米国の利上げを見込んだ個人による米ドル預金が増えたことを挙げた。現在、台湾元定期預金の金利が約1.07%である一方、多くの銀行が2~2.5%の米ドル商品を打ち出して預金獲得を目指している。

 一方、7月末の人民元建て預金残高は3,056億500万人民元(約4兆6,100億円)で6カ月連続で減少、過去19カ月で最低となった。人民元定期の満期後、人民元から米ドルに切り替える人も目立つという。