ニュース 電子 作成日:2016年8月26日_記事番号:T00066046
現在、中国のテレビメーカー関係者を率いて来台中の、「液晶パネル調達の女王」の異名を持つ白為民・中国電子視像行業協会(CVIA)副会長は、25日に予定されていていた台湾タッチパネル・光学フィルム展(タッチ台湾2016)での講演を突如キャンセルし、政治的な背景があるのではないかと憶測を呼んでいる。26日付経済日報が報じた。
白副会長は今回、タッチ台湾の主催者、台湾顕示器産業聯合総会(TDUA)の招きに応じる形で23日に来台したものの、24日に行われた同展示会の開幕式典および同日夜に開かれた祝賀会に欠席。さらに25日の講演も前日夜になってTDUA側に白副会長から「別の予定が入ったため出席できない」との連絡が入ったという。
観測によると、スケジュールの急な変更は、展示会の開幕式典に蔡英文総統の出席が決まったことや、今回の液晶パネル調達が過去最高水準となるとメディアで報じられたことが背景にあると伝えられている。白副会長と親しいパネル業界関係者も、今回の訪台で公式行事への不参加は、民進党政権誕生後の中台間の経済交流停滞に関係があると指摘した。
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