ニュース その他分野 作成日:2016年8月26日_記事番号:T00066064
台湾経済研究院(台経院、TIER)が25日発表した7月の景気動向調査によると、製造業の営業景気観測指数は98.63ポイントと前月比1.97ポイント上昇、建設業は90.08ポイントと4.13ポイント上昇した。建設業は過去1年9カ月で最高だった。サービス業は84.37ポイントで1.17ポイント下落した。26日付工商時報が報じた。
製造業で7月の景気が「良かった」と回答した企業は26.6%と前月比4.5ポイント増加し、「悪かった」の25.7%(前月比0.9ポイント減少)を上回った。スマートフォン用チップの受注が好調で、半導体のハイエンド製造プロセス製品の生産が引き続き高水準であることが理由だ。また、今後半年間の景気についても「良くなる」との回答は27.9%と前月比6.3ポイント増加、「悪くなる」は16.6%と3.1ポイント減少した。電子機械業は「良くなる」との回答比率が特に高かった。
台経院の孫明徳景気予測センター主任は、国際原油価格の上昇が交通サービスに影響を及ぼしたものの、製造業、株式、資本設備投資が良かった説明。また、政府がGDP(域内総生産)成長率1%以上を維持するため、第4四半期に公共工事の進捗(しんちょく)を急ぐとみられると語った。
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