ニュース 電子 作成日:2016年8月29日_記事番号:T00066071
サプライチェーン関係者によると、IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)の第4世代移動通信システム(4G)対応スマートフォン用チップの供給不足が来年まで続く可能性がある。同社の大口顧客、広東欧珀移動通信(OPPO)からの受注増が主因とみられる。29日付経済日報が報じた。
OPPOは今年のスマホ販売台数が1億台と、昨年から倍増する見通しの上、来年は1億3,000万~1億4,000万台を目指しており、目標達成に向けてチップ調達を確保するため、メディアテックやクアルコムと交渉を行っているようだ。メディアの取材に対しメディアテックは「特定顧客の状況についてはコメントしない」と回答している。
さらにメディアテックでは最近、3G対応スマホ用チップの供給不足も深刻化しているもようだ。サプライチェーン関係者は、下半期のスマホ市況が第2四半期初め時点の予測を大きく上回っているため、顧客からの追加受注が増えていることが主因とみられる。
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