ニュース 電子 作成日:2016年8月29日_記事番号:T00066074
液晶パネル大手、友達光電(AUO)の蔡国新総経理は、世界的なテレビ用パネルの供給不足により、来年量産予定の中部科学工業園区(中科)の第8.5世代生産ラインは受注が満杯だと語った。26日付聯合晩報が報じた。
蔡総経理は、中科の8.5世代生産ラインは43インチと55インチのテレビ用パネルを主に生産すると説明した。AUOは価格を重視し、長期的な戦略パートナーへの出荷を優先しているため、臨時に受注が入っても供給できないと話した。
中国の市場調査会社、群智諮詢(シグマインテル・コンサルティング)の李亜琴副総経理は、今年の世界市場のパネル出荷サイズは平均2.2インチ拡大し、第8.5世代工場2基分の増加に相当すると予測した。
李総経理は、今年の中国市場のテレビ販売台数は5,600万~5,700万台で前年比5%増、輸出は7,400万台で8%増で、特に4Kテレビが増えると予想した。一方、パネル価格が上昇し過ぎれば、大型テレビの販売や新興市場の購買意欲に影響すると警告した。
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