ニュース 電子 作成日:2016年8月29日_記事番号:T00066075
鴻海科技集団(フォックスコン)は今年、傘下の関連事業への設備投資額が150億台湾元(約480億円)と前年比7.1%増え、過去5年で最高となるもようだ。内部筋の試算によると、これにより今年の関連事業の売上高は前年比400億1,400万元、粗利益は10億3,500万元増加する見通しだ。29日付経済日報が報じた。
業界筋によると、投資先は傘下の半導体設備メーカー、京鼎精密科技(フォックスセミコン)や液晶パネル生産設備メーカー、東捷科技(コントレル・テクノロジー)など。鴻海は経営規模の拡大に伴い実際の投資額が予測より膨らむことが多く、今年も実際は予測値を超える可能性がある。
また、鴻海は今年、精密金型、材料技術、表面実装技術(SMT)など核心技術17分野に研究開発(R&D)費500億元を投じる計画だ。
なお、鴻海は最近5年でハイテクメーカー、スタートアップ、精密設備メーカーを中心に投資事業を拡大しており、昨年の投資利益は902億600万元で前年比9.9%増、今年は1,000億元に迫るとの観測されている。また業界関係者によると、シャープ買収後はIoT(モノのインターネット)関連が投資先に加わったされる。
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