ニュース 電子 作成日:2016年8月30日_記事番号:T00066102
タブレット端末需要が世界的に減退し、アップルを含む各ブランドの製品出荷が目に見えて減少する中、華碩電脳(ASUS)のタブレット端末出荷も13年の約1,200万台をピークに減少を続けている。こうした中、同社は同製品部門の全面的な整理に着手し、年末には調整を完了する計画とみられる。30日付電子時報が報じた。
ASUSのタブレット端末出荷台数は昨年は600万台に届かず、今年はさらに300万台を割り込むと予想されている。世界的にもタブレット端末需要が低下しており、同社は同製品部門の損益状況改善に向け、製品開発計画および販売戦略の見直しを進めているほか、バーチャルリアリティー(VR)および拡張現実(AR)部門への人材の配置換えに着手していると明らかにした。ただ同社は、タブレット市場から撤退はしないと強調しており、来年上半期には同部門の損益均衡を達成できるとの見方を示した。
このほか宏碁(エイサー)も近年、タブレット端末の新製品開発が目に見えて減少しており、ゲームブームに乗じてゲーミング(ゲーム用)製品などを市場に投入しているが、全体的な購買意欲引き上げにはつながっておらず、出荷規模の縮小および赤字問題に直面している。
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