ニュース 石油・化学 作成日:2016年8月30日_記事番号:T00066111
30日付経済日報によると、台湾中油(CPC)董事長に陳金徳・高雄市政府副市長(54)の就任が決まったもようだ。CPC董事長は3カ月空席となっている。
高雄市が2014年7月末に起きた連続爆発事故を機に、市内に輸送管を敷設している石化メーカーに同市への本社移転を求める条例を定めたことを受け、CPCは今月初旬に本社を同市に移転した。高雄製油所と第5ナフサ分解プラント(通称五軽)閉鎖後の輸送管問題も抱えている。
元CPC総経理の陳宝郎・台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)董事長は、もし陳副市長がCPC董事長に就任すれば、CPCと高雄市政府の意思疎通がスムーズになり、CPCにとってメリットがあると指摘した。
陳副市長は民進党所属で立法委員を歴任し、高雄市政府環境保護局(環保局)局長を務めた経験もある。陳菊高雄市長と関係が深い。
一方、台湾電力(台電、TPC)総経理は、同社の鍾炳利・水火力発電事業部副総経理兼執行長が就任する見通しだ。同氏は台湾大学電機系で修士号を取得後、TPCにエンジニアとして入社した生え抜きだ。
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