ニュース 社会 作成日:2016年8月30日_記事番号:T00066118
今年7月1日に高雄市の左営軍港内で演習を行っていた台湾海軍の哨戒艇「金江」から対艦ミサイル「雄風3号」1発が誤射され、澎湖沖で漁船に直撃して船長の男性1人が死亡した事故で、高雄地方法院検察署は29日、業務上過失致死、武器損壊などの罪で3人を起訴した。30日付自由時報が伝えた。
主任検察官は、3人の過失によりミサイルが誤射されたとして、哨戒艇「金江」の艦長は無過失と判断した(29日=中央社)
起訴されたのは、ミサイルを誤射した高嘉駿中士(軍曹に相当)、許博為中尉、陳銘修士官長の3人。検察は現場検証や関係者の通信記録の分析など慎重に捜査を進めた結果、「過失による事故であり、いかなる陰謀や不法な動機はない」と断定した。
一方、国防部が当初、ミサイルの誤射時間を「午前8時15分」と発表しながら、検察が2日後に発表した艦船のモニター画面には「午前8時12分」と表示されており、報告に遅れがあったのではないかとの疑惑が浮上したことについて、検察はモニター画面の表示時間は1分48秒遅れており、聯合作戦センターの報告は誤射後約1分で遅滞なく行われていたとの認識を示した。
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