ニュース 政治 作成日:2016年8月30日_記事番号:T00066119
中国人民解放軍が台湾海峡沿いに配備した「PHL-03遠距離ロケット砲」の性能が向上しており、台湾本島の新竹周辺を直接射程圏内に収めた可能性が指摘されている。人民解放軍の機関紙、解放軍報の報道として30日付聯合報が報じた。
解放軍報は第1集団軍砲兵旅団の演習について、「陸軍の遠距離火力が海陸連合攻撃体系に組み込まれた」と報道。これについて、中国のニュース評論サイト「観察者網」の軍事アナリスト、席亜洲氏は「陸軍ロケット砲部隊が(台湾)海峡を越え、上陸先を直接攻撃する能力を備えたことを解放軍が初めて認めたものだ」と指摘した。
席氏によれば、解放軍のPHL-03遠距離ロケット砲は、当初の射程距離が70キロメートルとされたが、弾頭の改善で射程距離は100キロメートルを超えたもようだ。今後福建省の平潭島に配備された場合、戦略的には台湾・新竹付近が射程圏内に入り、解放軍の上陸作戦を支援することが可能となる。
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