ニュース 電子 作成日:2016年8月31日_記事番号:T00066123
宏達国際電子(HTC)は30日、バーチャルリアリティー(VR)技術の医療分野への活用に取り組む米企業、サージカルシアターに600万米ドルを追加出資すると発表した。HTCは昨年も同社に500万米ドルを出資しており、出資額は累計1,100万米ドルとなる。31日付工商時報が報じた。
サージカルシアターの創業者は従来、軍や戦闘航空機メーカー向けフライトシミュレーターの開発を手掛けてきたが、2010年に外科医師の手術訓練用にVR技術を活用することを思いつき、同社を設立。さらに米国のメイヨー・クリニックやスタンフォード大学病院などと共同で、CTスキャンや磁気共鳴画像装置(MRI)によって患者のデータを収集し、外科医が実際の手術前にVRの世界で「リハーサル」を行うことができるシステムを開発した。同システムにより、難しい手術も事前に予行演習することでリスクを低減できるという。
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