ニュース その他製造 作成日:2016年9月1日_記事番号:T00066160
台湾経済研究院(台経院、TIER)が31日発表した7月製造業景気指数は10.59ポイントで前月比0.77ポイント上昇。景気信号は「黃青(後退傾向)」が灯り、15カ月続いた「青(後退)」に終止符を打った。半導体産業の景気回復を受けて7月の輸出総額が18カ月ぶりにプラス転換し、輸入の前年比減少幅が大幅に縮小したためだ。1日付工商時報が報じた。
製造業景気指数を構成する5項目のうち、「経営環境」が前月比0.92ポイント上昇、「原材料投入」は0.15ポイント上昇、「需要」は0.01ポイント上昇した。一方、「コスト」は0.02ポイント下落、「販売価格」は0.29ポイント下落した。
業種別では「青」だったのは全体の46.81%で前月比18.22ポイント減少した。「黃青」は46.37%で13.26ポイント増加、「緑(安定)」は6.82%で5.68ポイント増加した。「黄赤(過熱傾向)」と「赤(過熱)」は0%だった。
孫明徳・同院景気予測センター主任は第4四半期の見通しについて、9月発売とされるiPhone7の販売動向が電子産業の景気に影響すると指摘した。また、世界市場の貿易はまだ完全に回復しておらず、日本、シンガポール、韓国などアジア諸国の景気も低迷しているため、今後の景気に対しては依然過度に楽観視することはできないと説明した。
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