ニュース 電子 作成日:2016年9月5日_記事番号:T00066207
米半導体大手、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が8月末、ファウンドリー大手、グローバルファウンドリーズ(GF)との長期の独占契約見直しを発表し、GF以外への生産委託が可能になったことから、業界関係者は、2018年の7ナノメートル製造プロセス製品は台湾積体電路製造(TSMC)が受注すると予測した。5日付工商時報が報じた。
業界関係者は、先進プロセスで生産できる3社のうち、AMDにとってインテルは競合のため、TSMCかサムスン電子に委託する可能性が高く、大規模な量産に対応できるのはTSMCだけと指摘した。
AMDは今年と来年の主力製品、14ナノプロセスのプロセッサー「Zen」とGPU(グラフィックスプロセッサー)「ポラリス」をGFに生産委託する予定だったが、GPU「ベガ」も含めて、GFと互換性がある14ナノプロセスのサムスンに委託することが可能になる。
AMDは18年に7ナノプロセスのプロセッサー「スターシップ」とGPU「ナビ」をリリースし、19~20年に量産、出荷する予定で、GF、TSMC、サムスンが受注を争う見通しだ。
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