ニュース 電子 作成日:2016年9月5日_記事番号:T00066211
明基友達集団の偏光板メーカー、明基材料(BenQマテリアルズ)は9月末で南部科学工業園区(南科)の生産ライン2本の工場を閉鎖し、247人を解雇する。液晶パネル景気の楽観見通しが伝えられる中、川上の材料メーカーで今年初めての大規模な業務縮小だ。3日付蘋果日報などが報じた。
明基材料は、円高や賃料の5割値上げでコストが増加することから、南科は研究開発(R&D)のみ残し、桃園工場と新竹科学工業園区(竹科)の龍潭工場に生産を集中すると説明した。
南科管理局は、南科工場は研究開発センターに転換し、51人を残して解雇すると届け出があったと認めた。9月14日に212人、11月30日に35人を解雇する予定だ。
明基材料の南科工場は、2月6日の台湾南部地震で被害を受けたほか、偏向板材料の輸入を日本に依存しており、円高の影響が大きい。
明基材料は近年、医療分野に進出したが、売上高は偏光板が依然9割を占める。
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