ニュース 石油・化学 作成日:2016年9月5日_記事番号:T00066217
台湾中油(CPC)は3日、アフリカ・チャドの油田で所有していた70%の探査権のうち、35%を中国のエネルギー開発企業、中国華信能源(CEFC)傘下の海南華信国際控股に2日譲渡したと発表した。CPCは今回の譲渡で投資額のうち1億1,400万米ドルを回収した格好だ。4日付経済日報が報じた。
CPCは、譲渡の主な目的は支出削減と説明。また、現在の原油価格、および同油田は可採埋蔵量がそれほど大きくなく、開発の経済的リスクが高いマージナル油田であることを考慮して、探査権の一部を譲渡して投資リスクを分散した方がよいと判断したという。
CPCは2006年にチャドでの油田探査に乗り出し、もともと探査権100%を所有していたが、掘削開始後はチャド政府に30%を譲渡していた。これまでに2億米ドルを投じて12カ所を掘削し、油層7カ所を発見。早ければ18~19年に生産を開始する計画だ。
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