ニュース 政治 作成日:2016年9月5日_記事番号:T00066225
陳建仁副総統は4日、蔡英文総統特使として、バチカンで行われた故マザー・テレサの列聖式に参加した。バチカンは欧州で唯一、台湾と正式な外交関係があり、陳副総統の訪問は関係強化の目的がある。5日付自由時報が報じた。
陳副総統(右)はローマ教皇(左)とにこやかにあいさつを交わした(4日=中央社)
陳副総統は熱心なカトリック教徒。列聖式終了後、フランシスコ・ローマ教皇と会談し、台湾から持参したフランシスコ教皇に関するDVDと、金門で伝導を行ったアルゼンチン人神父に関する書籍を手渡した。また、正式な外交関係があるパナマのロレナ・カスティーヨ・デ・バレラ大統領夫人ともあいさつを交わした。
列聖式では陳副総統に同行した台湾の合唱団も、青天白日満地紅旗を手にパフォーマンスを行った。フランシスコ教皇は、「台湾人民のために祈りを捧げる」と述べた。
バチカンは最近中国との間で、懸案であるカトリック司教の任命権問題について進展があったとされる。外交部の呉志中次長は、中国が国内で宗教の自由を認めるのは望ましいと述べ、バチカンと中国の国交回復に反対ではないと表明した。
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