ニュース 電子 作成日:2016年9月6日_記事番号:T00066231
市場調査会社、IDCの統計によると、第2四半期のスマートフォン組立台数でサムスン電子、鴻海精密工業が上位2位を維持したが、前期3位だった和碩聯合科技(ペガトロン)は中国の広東欧珀移動通信(OPPO)、維沃移動通信(vivo)、LGエレクトロニクス、上海華勤通訊技術に抜かれ7位に転落した。8~10位は中国の聞泰通訊(ウイングテック)、深圳市金立通信設備(Gionee)、英業達(インベンテック)傘下の英華達(インベンテック・アプライアンシズ)となり、上位10位に中国メーカー5社が入った。6日付蘋果日報が報じた。
IDCによると、第2四半期は液晶パネル、プロセッサー、メモリーなどの重要部品が供給不足となり、スマホ組立台数は前期比4.8%増にとどまった。また、アップル、ソニー、マイクロソフトなどのスマホ出荷台数が減少した影響で、組立メーカー上位10社に占める台湾勢の割合は前期の23.4%から19.7%へ下落した一方、中国勢の割合は前期の44.1%から46.4%へ上昇した。
IDCは、第3四半期は需要期のためスマホ出荷は2桁の成長率が期待できると指摘。ただ業界では、サムスンによる「ギャラクシーノート7」回収などが影響するとみられている。
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