宏碁（エイサー）傘下の愛普瑞（Xplova）は５日、心拍数などに応じて周囲の自動撮影が可能なサイクルコンピューター「Ｘ５」を発表した。台湾で予約受け付けを開始しており、価格は１万3,990台湾元（約４万6,000円）。30日に出荷予定。年内にドイツ、スペイン、日本など12カ国・地域で発売する。６日付工商時報が報じた。
Ｘ５は保護等級７（ＩＰＸ７）の高い防水機能を備えた（同社フェイスブックより）
「Ｘ５」は120度の広角レンズを搭載し、撮影解像度は720ピクセルのハイビジョン（ＨＤ）。また、第３世代移動通信システム（３Ｇ）、４Ｇ、Wi-Fiに接続可能で、ＧＰＳナビ機能を利用したり、サイクリング仲間と動画をタイムリーにシェアしたりできる。
エイサーの電子化サービス事業部総経理を務める万以寧Xplova董事長は、エイサーが新規参入する市場は急成長しており、しかもけん引役がいないと説明。Xplovaは今後も既存の製品に追随するような製品は作らないと強調した。
