ニュース 商業・サービス 作成日:2016年9月6日_記事番号:T00066244
統一超商(プレジデント・チェーンストア)傘下のドラッグストア大手、康是美(コスメッド)は、今後2年以内に1億台湾元(約3億3,000万円)以上を投じ、約400店を改装する。「風格店」(スタイリッシュ店舗)と「風采店」(エレガント店舗)の2大コンセプトで年内に100店を改装し、最大手の屈臣氏(ワトソンズ)を追い上げる。6日付経済日報が報じた。
紫色のエレガント店舗は「ファッション」、黄色は「質感」、緑色は「健康」、青色は「生活」がテーマだ(5日=中央社)
コスメッドの張聡本総経理は、大きめの店舗は商品ラインアップの豊富なスタイリッシュ店舗に改装し、エレガント店舗は周辺商圏の特性に合わせ、現在はオレンジ色の外観や商品ラインナップを変えると説明。コスメッドは5日、台湾で8店目、台中では初となるスタイリッシュ店舗を一中街商圏に、台北市の西門町にエレガント店舗をオープンした。エレガント店舗は台湾全土で現在30店以上。
コスメッドは昨年初め、既存店をスタイリッシュ店舗に改装したところ、1店舗当たりの売上高が2~3割増加した。今年はエレガント店舗の新コンセプトを打ち出し、全面的な改装計画に乗り出す。
コスメッドは新規出店も進め、店舗数は今年400店を超える見通しだ。一方、ワトソンズは現在500店以上を構えるが、コスメッドの攻勢を受けて今年100店以上を改装、店舗数も年内に550店に増やし、コスメッドの追い上げをかわす考えだ。
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