ニュース 商業・サービス 作成日:2016年9月6日_記事番号:T00066247
商業発展研究院(商発院、CDRI)が5日発表した7月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務景気指標(ISI)」は、前月比2ポイント上昇の97ポイントで、景気信号は9カ月連続で後退傾向を示す「黃青」だった。黄兆仁・商発院政策所長は、夏休み期間で百貨店や観光関連の小売業が大幅に改善したほか、製造業の輸出が回復したのが主因だと説明した。6日付工商時報が報じた。
商発院は、8月のISIは99ポイントで「黃青」、9月は100ポイントで昨年2月以来の「緑(安定)」になると予想した。
9月の「緑」は、▽新学期で学校周辺の商圏が活気づく▽3C(コンピューター、通信、家電)の新製品発売▽中秋節(旧暦8月15日、2016年は9月15日)連休──が貢献する見通しだ。ただ、米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げの可能性、訪台中国人旅行者の減少、新入生の減少などの不確定要素もあると指摘した。
商発院は、アップルの新型スマートフォン、iPhone7発売が見込まれ、サプライヤーが恩恵を受け、下半期の景気は市場予想を上回ると予測した。
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