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新南向政策、インフラ輸出などに力点


ニュース その他分野 作成日:2016年9月6日_記事番号:T00066249

新南向政策、インフラ輸出などに力点

 蔡英文政権が掲げる「新南向政策」の推進計画に沿い、行政院公共工程委員会(工程会)はインフラ建設・プラント輸出協力プラットフォームを設置する。6日付経済日報が伝えた。

 工程会は発電所、石油化学、環境保護などの分野で輸出チームを設置し、東南アジアなどでのインフラ受注を目指す。同時に日本、シンガポールとの「第三国戦略同盟」を目指す。

 また、行政院農業委員会(農委会)は台湾国際農業開発公司を設立し、台湾産農産物の海外市場拡大、農業技術支援を進める。

 教育部は留学生誘致に向け、「台湾奨学金」制度に1億台湾元(約3億3,000万円)の予算を計上した。3年後に東南アジア、南アジアからの留学生を5万6,000人に増やすのが目標だ。台湾大学はマレーシアへの分校設置を計画している。

 国家発展委員会(国発会)の高仙桂副主任委員は、新南向関連の経費として、今後4年で16官庁が42億元を支出するとの見通しを明らかにした。